最近高まる海外で暮らしてみたいという思い。
その選択肢の1つとして「留学」は結構ありなんじゃないかと思う。
留学ときたらTOEFLというイメージがある。
しかし、TOEFLに関しては全く知識がないので
受験費用からどうやったら受けられるのか、どれくらいのスコアがあれば留学できるのかを今回は整理してみました。
◆受験費用⇒$230 高い!!!
受験費用は $230。
ということは日本円で、2万5千円くらいか。
高い。これは高い。
TOEFLよりもなじみの高いTOEICで受験費用は6500円なので約4倍の金額です。
まじかー・・・
◆スコアの基準は?
TOEFLのスコア=(TOEICのスコア÷10-10)が目安といわれている。
留学最低基準:60 (700)
一般大学レベル:70~80(800~900)
上記をみていただくとわかりますが、TOEFLiBT満点が120点に対してTOEICの満点990近くの900点ですら80/120ですから、非常に難易度が高いことがわかります。
◆TOEFLテストのメリットは
TOEFL®テストは、150か国以上1万1千以上の大学や機関で世界的に認められており、学習、仕事、留学のための世界最高レベルの英語テストです。世界全域で3千500万人を超える人々が、英語能力の習熟度を判断する目的でTOEFLを選択しています。
非常に多くの国、大学、機関で認められた試験です。
- カナダの留学プログラムの80%以上で推奨されています。2カナダの大学は、TOEFL以外のすべての英語テストを合わせたスコアよりも多くのTOEFLスコアを採用しています。3
- 米国の10大学のうちの9大学で推奨されており、どの場所においても受け入れられています。4
- 権威あるラッセル・グループ®の100%の大学を含め、英国の99%の大学で受け入れられています。
- ヨーロッパのトップ大学で受け入れられ、フランスおよびドイツでは最も推奨されている英語テストです。5
- オーストラリアおよびニュージーランドの100%の大学で受け入れられており、移住ビザにも有効です。6
- 中国本土、香港、日本、韓国、マレーシアのトップ大学を含むアジア全域で広く受け入れられています。
多くの国、特にカナダ、アメリカ、フランス、ドイツで推奨されています。
日本の大学院でも入試試験に採用する大学が増えているそうです。
◆試験時間は4時間強 (長い!)
試験時間は準備時間も含めると、なんと4時間強と非常に長い。
1時間:リーディング
1時間:リスニング
1時間:ライティング
20分間:スピーキング
休憩時間もたったの10分間しかない非常にハードな試験です。
◆試験の開催頻度、場所
頻度:月に3~5回(TOEICは月1回)
場所:指定のテストセンター(TOEICは大学など)
TOEFLの試験は回数が多く、指定のテストセンターでいつでも受けることができます。
詳細は下記を参照するといいでしょう。
テスト日程・会場 | TOEFL iBTテストとは | 受験者の方へ |
◆ヨーロッパ系の大学で採用しているIELTSとは
TOEFL以外に留学に関する試験として挙がってくるのがIELTS
IELTS(アイエルツ)公式テストセンター | 公益財団法人 日本英語検定協会
ヨーロッパ系の大学ではIELTS
北米の大学ではTOEFL
を採用している大学が多いため、どの大学に行きたいかを設定した上で
どちらを勉強、受験するかを設定するといいでしょう。
◆今の自分がどれくらいの実力か?
これもETSの公式サイトで実力把握することができます。
◆王道の単語帳は
TOEICといえば金のフレーズシリーズが有名ですが
TOEFLでは下記TOEFL3800が王道です。
アプリ版も出ているようなので、本かAPPか好きな方を選ぶといいでしょう。
【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
- 作者:神部 孝
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: 単行本
◆まとめ
TOEFLはTOEICに比べて以下の特徴があることがわかりました。
①受験費用が高い(2万5千円くらい)
②いつでもうけられる。(月3~5回開催)
③難易度が高い(TOEIC満点でTOEFL90/120程度)
④スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングがある。
⑤留学に特化した世界的に認められているテスト(特にカナダ、アメリカなどの北米)
⑥ヨーロッパ系の大学ならIELTSも検討すべし