ここ数年で時代は急速に変化するようになったと思いませんか。それはなぜでしょうか。理由が2つあると思います。1つはインターネットの出現。もう一つはソフトウェア技術の蓄積。
今日は現役エンジニアでソフトウェアを担当している私が、時代が急速に変化するようになった理由の一つのソフトウェア技術の蓄積についてお伝えしようと思います。
まずソフトウェア技術とは、コンピュータプログラムの技術のことです。パソコンもテレビも冷蔵庫もゲームもインターネットもぜーんぶこのコンピュータプログラムが入っているから動くのです。
ソフトウェア技術の良いところは一度作ってしまえば、また違うものに使うことができます。コピペができるようになるんですね。しかも作ったものを修正することが非常に用意で、なおかつ機能を確認する実験評価を非常に短いスパンで繰り返しトライ&エラーすることができます。ハードウェアは一度作っても、もう一度物理的に作る時間がかかりますし、修正するとなるとまた作り直し、機能を確認する実験評価を行い、うまくいかなかったらまた作り直し、と非常に開発のスパンがソフトウェアに比べて長いのです。
つまり、ソフトウェアの技術が蓄積されればされるほど、コピペで組み合わせてなおかつ、修正も簡単にでき、トライ&エラーも何度でも簡単にできるので、どんどん改善することができるわけです。この改善のスパンが非常に短くなったおかげで、新しいものがどんどんと出てくるようになったわけです。これによって時代が急速に変化するようになったわけです。
これからはこのソフトウェア技術がますます発展していき、ますます時代の変化が急速になってくると思います。最終的にはみんな働かなくてもいいようなロボットができあがってくれるんじゃないのかなって、個人的には期待してます。
皆さんはどう考えますかね。
最後までお読みいただきありがとうございました。